- 位置と地形
- 位置
- 慶尙北道の北東部にあり、 浦項市と蔚珍郡、 英陽郡、靑松郡と接している。
- 地形
- 太白山脈が東南方向に走り、七寶山と八角山がある。
- 柄谷平野と寧海平野を成しており、地元の源である五十川が流れている。
- 気候
- 暖かい方。夏の最高気温は38度、冬の最低気温はマイナス13.8度。春は東南風、冬は北西風が強い。秋は長く、春は短い特徴がある。
- 地域特性
- 天に恵まれた自然環境と伝統文化を抱えている。
- 7番国道(南北)の通過地域、34番国道(東西)の始発地域で、交通要衝として浮上。
- ゲシ里の伝統村と、53kmの海岸線に有名な海水浴場が多い。
- 全国第一の特産物であるズワイガニ、桃、アユ、マツタケが有名。
- 盈德は昔から忠義の町。
- 文禄慶長の役(壬辰倭亂)の際、 武毅公朴毅長、ジョンダム将軍などが救国運動に先立った。
- 韓末の平民義兵長、シンドルソック将軍は盈德を中心に慶北と江原道一帯で義兵活動を行った。
- 3.18 寧海万歳運動以降、地方で起こった大々的な抗日運動。
- 沿革
- 三韓時代は新羅の也尸忽(ヤシホル)で、新羅統一後、 野城郡と呼んだ。高麗初期、盈德県に改称。1914年、 寧海と合併して盈德郡になった。
- 三韓時代 : 于尸國、 也尸忽
- 新羅統一時代 : 有隣郡、 野城郡
- # 高麗時代 : 禮州 (寧海府)、 盈德県
- 朝鮮時代 : 盈德道戸部(盈德郡)、盈德県(盈德郡)
- 1914.3.1 : 寧海郡が盈德郡に合併
- 1979.5.1 : 盈德面を邑に昇格
- 行政区域
- 741.05㎢の面積に1邑8面204行整里がある。
- 邑面 : 1邑8面
- 行政里 : 204
- 自然村 : 325
- 班 : 881